旧植民地における日系新宗教の変容
ハーベスト社より『旧植民地における日系新宗教の変容―台湾生長の家のモノグラフ―』が刊行されました。著者の寺田喜朗さんより頂戴しました。
台湾人がなぜ生長の家を受容したのか。それはどのような人たちであったのか、どのようなメンタリティに基づいていたのか。台湾における生長の家の教線と社会の関係などを丹念に解き明かしています。
社会学のモノグラフとして、異文化受容論として、台湾史として、幅広い研究者にうったえかける力作です。
ハーベスト社より『旧植民地における日系新宗教の変容―台湾生長の家のモノグラフ―』が刊行されました。著者の寺田喜朗さんより頂戴しました。
台湾人がなぜ生長の家を受容したのか。それはどのような人たちであったのか、どのようなメンタリティに基づいていたのか。台湾における生長の家の教線と社会の関係などを丹念に解き明かしています。
社会学のモノグラフとして、異文化受容論として、台湾史として、幅広い研究者にうったえかける力作です。
稲場圭信 著 『思いやり格差が日本をダメにする~支え合う社会をつくる8つのアプローチ』 NHK出版、生活人新書270 税込価格:693円
近年、消費者のことを考えない食の偽装、株主と社会を騙す粉飾決済、違法派遣、教員採用試験をめぐる汚職事件、無差別殺人など、いやな事件があります。これらの事件の根底には、人に対する、そして社会に対する思いやりの欠如があります。一方、時には自分を犠牲にしてまでも他者のために行動をする人がいます。 他者や社会への思いやりを持つ人と持たない人、その思いやりの度合いに差が生じていると感じている人も多いのではないでしょうか。
本書では、「思いやり格差社会」へ向かっている現状に警鐘をならし、思いやりの心を育て、支え合う社会の構築への取り組みを考えます。 思いやり社会の礎として、共感力、人間関係力、チャレンジ力、ロールモデル力の4つの力を、そして、支え合う社会をつくる8のアプローチをあげています。
目次
序章 忍び寄る「思いやり格差」社会
第1章 思いやりとは何か
第2章 家庭が育む思いやり
第3章 ボランティア活動が育む思いやり
第4章 社会が育む思いやり
第5章 思いやりの支え合う社会をつくる方法
対談 思いやり社会のカタチ―イギリス社会を見つめて(森嶋瑤子 & 稲場圭信)
テレビと宗教―オウム以後を問い直す (中公新書ラクレ 293)
石井研士『データブック現代日本人の宗教 増補改訂版』、『現代日本人の宗教』もお勧めです。あわせて読めば、宗教に関する最新の世論調査、統計資料を駆使。現代日本社会における宗教の姿がわかります。
岩波書店から『フードバンクという挑戦--貧困と飽食のあいだで』が刊行されました。
著者の大原悦子さんから頂戴しました。
「もったいない」から、人と人をつなげる支え合いの営みに。
食の偽装、ひとを騙す会社がある一方で、まだ食べられる食品を無駄にせずに、困っている人へ渡す取り組み、フードバンク。アメリカではじまった取り組みが日本にも広がっています。
著者の大原さんは、日本のフードバンクの取り組みをフィールドワークし、発祥の地、アメリカにも取材。本書は、活動の最前線をわかりやすく伝えています。
フードバンク、日本にも根づくか。できるか、できないか、ではなく、理想をかかげて、そこに向かって一歩一歩すすむ。愚直とも思えるようなそのような生き方が、今、世の中に必要とされています。次の世代を担う子どもたちにロールモデルを示せるか。大人たちの挑戦です。多くの人に本書を手に取ってもらい、人と人、企業と社会のつながりを考えて頂きたいです。
第1章 なぜ、いまフードバンクか
第2章 フードバンクの誕生
第3章 フードバンク、日本上陸
第4章 日本に根づくか、フードバンク
(141頁、142頁に私も「思いやり格差社会」という言葉とともに少しだけ登場しています)
メレディス・マクガイア著(山中弘、伊藤雅之、岡本亮輔訳)
訳者の山中弘先生、伊藤雅之先生から頂戴しました。欧米で宗教社会学のテキストとして不動の地位を築いています。以下のような章立てです。どの章から読んでもよいでしょう。とても良い本が読みやすく翻訳されています。ボリュームがあります。研究者にも、学生にもお薦めです。
第1章:宗教への社会学的視点、第2章:意味と帰属の供給、第3章:個人における宗教、第4章:公認宗教と非公認宗教、第5章:宗教的集合体のダイナミックス、第6章:宗教、社会的結束、対立、第7章:社会変動に対する宗教の影響力、第8章:現代世界の宗教
宗教社会学―宗教と社会のダイナミックス(明石書店)
著者の櫻井義秀先生より頂戴しました。
グローバリズムの社会変動の中で、タイのコミュニティ、上座仏教に根ざした地域発展のあり方、宗教と社会貢献を「開発僧」を事例に考察しています。宗教の社会貢献活動研究プロジェクトの議論の根幹を見据えている一冊です。
編著者の川橋範子先生より頂戴しました。ジェンダーの視点の説明、ジェンダーの視点から宗教を語る意義、ジェンダー宗教学の視点により浮き彫りにされる現代社会。自分自身のあり方、世界とのつながりを再構築する取り組みでしょうか。大学のセキストとしても力を発揮しそうです。 ジェンダーで学ぶ宗教学(世界思想社)
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